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12月15日、小山田久市長は、ミニチュア・ロープ専門メーカー「トヨフレックス㈱」の創業者・田中孝(たかし)さん(東京都八王子市在住)が、教育を支援する奨学金として、5千万円を本市に寄付したことに対し、市役所で感謝状を贈呈しました。
トヨフレックス㈱は、東京都府中市に本社を置き、昭和63年に本市の誘致企業第1号として、市内相坂字白上に十和田工場を新設しました。事業をフィリピンや中国にも広げましたが、平成24年に朝日インテック㈱に自社の全株式を売却し、子会社となりました。 田中さんは「十和田工場新設当時、十和田市に大変世話になり、十和田市を第2のふるさとと思っています。そのため、学習意欲があり、経済的な理由で高校進学が困難な子どもたちへの奨学金として役立ててほしい」と寄付のきっかけを話します。 この寄付金は本市の「十和田市田中孝奨学生教育支援事業」の奨学金として活用され、毎年度20人の学生に、入学準備金5万円、教育支援金月額5千円が給付されます。 田中さんは、「十和田市には成績優秀な子がたくさんいます。十和田工業高にもたくさんいます。しかし、県内で働きたいと思ってもいても、県内に仕事がないから、卒業して都会に行くと聞いています」と話すと、小山田市長は、「近ごろは働く場所があっても、逆に働き手がないようになりました。十和田工業高は150人に対して千人の求人があるようです」と、県の中でも本市は恵まれてきたことを話すと、田中さんは安心した様子で、次のように話しました。 「誰にでも1つは好きな教科があります。中学での通信簿が平均3であっても1つ5があれば、それを伸ばせる高校に行けばぐんぐん力が伸びます。当社の高卒社員には、高校時代に車のエンジンを何度も分解して組み立てていた子や、剣道のインターハイで優勝した子がいます。工場では髪の毛のように細いワイヤーロープを作って、光学機器メーカーのオリンパス㈱と組んで医療用機器の製造に役立てています。フィリピンや中国の工場では、その子たちが先導して技術を伝え、会社に貢献しています」と話し、寄付した奨学金が高校生活のベースになり、全国や世界で働く人へのエールとなってくれることを願っていました。 田中さんの奨学基金寄付の厚志に対し、感謝状を贈呈する小山田市長
by towada-city
| 2017-12-20 10:36
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