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十和田市ブログ 「駒の里から」


十和田市から生活や風習、イベント情報を発信します。
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現代美術館で学芸員トークイベント「青森南部の暮らし」開催

 1月31日、現代美術館で開催中の展覧会「田中忠三郎が伝える精神~東北の民俗衣コレクションと現代美術~」にちなみ、市郷土館・大久保学(まなぶ)学芸員が南部地方の昔の人々の暮らしを語るトークイベントを開催しました。
 大久保学芸員は、県の地勢や気候を説明し、南部地方の暮らしを「衣」「食」「住」に分け、写真などを交えながら説明しました。
 「衣」については、南部地方は冷涼で綿の育成が難しかったため、麻を栽培し繊維を紡いで糸にし、織っていたことや、江戸時代に北前船で運ばれた布の端切れを染め、繕っていたことなどから、布が大変貴重なもので何代も受け継がれる財産であったことをうかがわせました。
 市内から参加した山端昭子(しょうこ)さんは、「小さい時に祖父や祖母からおぼろげに聞いていた話を思い出しました。この地域の風土や歴史を知り、このような民俗衣などがある理由がはっきりしました。参加して良かったです」と話しました。 
現代美術館で学芸員トークイベント「青森南部の暮らし」開催_f0237658_13502480.jpg
写真やDVDを交えながら説明。昭和61年の記録DVDの映像に「懐かしい」との声が上がっていました
現代美術館で学芸員トークイベント「青森南部の暮らし」開催_f0237658_13503467.jpg
積極的に質問が交わされました。答える大久保学芸員
現代美術館で学芸員トークイベント「青森南部の暮らし」開催_f0237658_13511511.jpg
トークイベント後、参加者は改めて展示を見て、民俗衣の伝える温もりと優しさ、物語を感じ取っていました。


by towada-city | 2015-02-02 13:51 | ART | Comments(0)
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