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4月23日、北里大学獣医学部(高井伸二学長)は、創立50周年を迎え、昨年ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智北里大学特別栄誉教授の記念講演会を市民文化センターで開きました。
この講演で大村さんは、「小さいころから祖母に『自分の事を考えるより人の事を考えなさい』と言われて育った。子どもの時に運動などで肉体的につらい経験がないと人間的に不幸になる。高校や大学時代はスキー、サッカーなどスポーツに明け暮れた。大学時代はクロスカントリースキー全国大会で優勝カップをもらった。卒業後は高校の教師となったが、話がヘタだったたこともあり、東京理科大学の修士課程で学んだときに、日本に1台しかない化学機器を使わせてもらったきっかけで、教師よりも研究者になろうと思った」と若い頃を振り返りました。 その後、大村さんは北里研究所に入りましたが、自身の研究について「さまざまな国の研究者と共同研究を行い、アフリカや中南米の貧しい人々がかかっている河川盲目症に効果があるイベルメクチンを開発し1987年に製品化した。その成果でアフリカで生まれてくる子どもたちに感染症の失明の恐れがなくなった」と語りました。また、50年間、信条としてきたのは『一期一会(いちごいちえ)』であり、仲間や微生物たちに深い尊敬と思いやりを抱き続けていると話し、「どの機会も二度と訪れることはないので、訪れたチャンスをつかみ取ること」と、観客の中の中高校生に呼び掛けました。
by towada-city
| 2016-04-26 08:43
| イベント
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