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7月20日、深持の板ノ沢地区で、板ノ沢町内会(沢目豊会長)の住民ら約100人が参加して、無病息災、五穀豊穣を祈るため、江戸時代以前に始まったともいわれるカヤ人形づくりを行いました。
この「板ノ沢のカヤ人形づくり」は、昨年の11月に風俗慣習の分野として初めて市の無形文化財に指定されました。人形作りは各地で見られますが、人形の大きさから県内外でも特異とされるこの風習を今に伝えるのは、2年前に同じく深持の梅地区が休止して板ノ沢地区だけとなりました。 毎年一回、ここ数年は海の日に住民が集まり、高さ3メートルを越える男女一対の大きなカヤ人形と、その足元に並べ置く、稲わらの小さな人形を作ります。この日も、しきたりに従って、集落にかかる道の上(かみ)と下(しも)の地域の住民がそれぞれ女と男のカヤ人形を担当し、チームワーク良く作り上げていきました。また、主に女性や子どもたちは、小さな人形を作りました。 人形が出来上がると地区の御瀧大龍神神社に運び、皆が見守る中、大きなカヤ人形をしっかりと立て付けて奉納しました。続いて小さな人形も奉納し、順に手を合わせていきました。道を隔てた敷地では、昨年の人形が燃やされ、静かに煙を上げていました。 沢目会長は「今年も天気に恵まれた。子ども会も率先して参加してくれた。みんなの協力で、良い人形が出来た」と笑顔で話しました。 300年も続くといわれる「板ノ沢のカヤ人形づくり」。新しい人形が、今年も威風堂々と立ち上がりました。
by towada-city
| 2015-07-22 10:52
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