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6月23日、市民図書館で十和田市読書団体連絡協議会(乙供亮子代表)が三村三千代さんを講師に迎え、読書講演会を開催し、約30人が聴講しました。
古典文学を専門とし、八戸学院短期大学客員教授でもある三村さんは『古典文学の魅力』と題して講演し、「古典文学には現代にも通じる人生の知恵がある」と、三大随筆の一つである徒然草(つれづれぐさ)の随所を、興味深く解説していきました。 第109段の「高名の木のぼり」では、木登りの名人が、人を指図して高い木に登らせ枝を切らせていたところ、危なく見える高所では何も言わず、低いところにきてから「注意して降りろ」と言ったのは、「危ないところでは本人が十分気を付ける。失敗は、安全なところでしでかすものだから」という、古今を問わない教訓だと話しました。 三村さんが、豊かな表情と、張りのある声で古典の世界を語ると、景色や登場人物の思いまでがありありと浮かぶようで、講演の時間があっという間に過ぎていきました。 親子で聴講した酒井ちやさんと酒井ちえみさんは「現代に通じる知恵がいっぱいで、古典が身近に感じられました」「古典から少し遠ざかっていたけれど、また読み返してみたい」と話しました。 三村さんは古典の魅力の一つを「古い友人に会えるよう」と話します。また、古典に限らず「読書は多くの友に会えるもの」と言い、「十和田市の清々しい図書館で、多くの体験をしてください」と呼び掛けました。
by towada-city
| 2015-06-24 13:20
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